今までの日本の歯科医療では、虫歯になったらまずは詰めて治す、更に虫歯が進行したら被せて治す、被せた歯が割れたり、痛みが出て大きく腫れたら抜歯して、最初は両隣の天然の歯を削ってブリッジにして被せる、ただ被せた歯に負担が掛かるため歯の寿命が短くなる、それからは入れ歯になっていく...
それでも更に歯を失い続けて、入れ歯が大きくなっていく...。
歯を失っていくと...。

• 美味しく食事が出来なくなる
• 人前で笑えなくなる
• 健康寿命が短くなる

このままで本当にそれでいいのだろうか？...と歯の崩壊を止める手立てはないのだろうかと卒後、入れ歯（部分床義歯）の医局にいた頃いろいろ考えました。

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以前は、歯を失う負の連鎖に陥ったら、将来的には入れ歯...それが一般的だった。
ただ、自分自身、入れ歯の専門の医局で腕を磨いたにも関わらず、入れ歯で本当に満足してもらえているのだろうか？という不安は持ってたのです。
どうしたら今より患者さんに喜んでもらえるだろうかと考えていた時にインプラント治療に出会ったのです。歯を失ってしまった場合、または破折などの理由で歯を残せない場合、失ったままにしておくと歯の崩壊が始まります。崩壊を食い止めるためには、失った歯を回復させることが必要であり、インプラント治療により可能となります。それにより口の中の噛み合わせのバランスが再び保たれます。
実際に今まで入れ歯を使ってくれていた患者さんがインプラント治療をされた時など本当に喜んでくれ、感謝して頂いたときは本当に良かったなと思いましたし、しかもそれからも予防メンテナンスも行うことによって歯の崩壊を食い止め、今でも以前と同じような状態を維持してもらえている結果を見ているとインプラント治療の価値というものは、ただ歯を回復させるだけでなく、患者さんの笑顔を取り戻し、美味しく食事を出来るようにでき、更には健康寿命を延ばすほどの素晴らしい価値があることを実感します。

最近クリニックに来院される患者さんの中で、歯を残せなくなった場合や入れ歯を入れないといけないほどの状態になってしまった場合に、中々入れ歯に納得してもらえないことが多くなってきたと感じます。歯を失ってから後悔されることが多いのです。
歯を失うことを防ぐために当院では予防歯科にてきちんと歯周治療を行い歯を長持ち出来るよう努めておりますが、それでも残せない場合や、すでに歯を失っている場合に、現状とこれからのことを十分な時間を取ってきちんとお話しさせていただくようにしております。
あなたの不安に思うことなどなんでも聞かせてください。その上で具体的にどんな治療方法が出来るのか、どんな治療方法がいいのか、などお話しさせていただきます。

これからのこと一緒に考えて頂けたらと思います。

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