インプラントオーバーデンチャーとは?
総入れ歯の場合に、2~4本と少ないインプラントを骨内に入れ、総入れ歯の内面に、維持装置を埋め込むことにより、入れ歯とインプラントを固定する方法です。
当院では、世界的に評判の高いスプラインロケーターアタッチメントシステムを維持装置に使用しています。この維持装置は、維持力を幅広く選択できるため、使われる方に適した維持力に持っていくことが出来ます。
インプラントオーバーデンチャーで治る症例
上もしくは下の歯、すべて失っている、いわゆる総入れ歯の場合
通常の総入れ歯
インプラントオーバーデンチャー
インプラントオーバーデンチャーのメリット・デメリット
- インプラントオーバーデンチャーのメリット
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- 入れ歯をインプラントで支える構造のため固定力が向上する。日々の食事、会話などで違和感を感じることが少なくなる。
- インプラントオーバーデンチャーのデメリット
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- 総入れ歯と比べて・・・外科手術(インプラント埋入)が必要です。費用面や手術を避けたい。
- 総入れ歯と比べて・・・噛む力が向上するため、使用している入れ歯が割れてしまうこともある。
- インプラントと比べると・・・インプラントと入れ歯で、それぞれのケアが必要となる。
- インプラントと比べると・・・支えているインプラントが機能しなくなると、入れ歯が使用できなくなる可能性がある
他院でのインプラント治療で、上手くいかなくて来られた方、他院で骨が足りなくて断られた方にも、
当院では骨造成も多くの実績があるため、いろんなケースを経験しているため、対応できます。
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外科用LEDオペ用ライト付きのインプラント治療用オペ室がありますので、安心していただけます。岐阜県内では、当院ほどのインプラント治療用オペ室があるところは、ほとんどありません。
あらゆるインプラント対応ができます。
また当院では、インプラント治療に必要な機器、材料のほとんどを室内に完備したオペ室となっております。
インプラント治療は、被せ物や、入れ歯が入ったら終わりというわけではありません。
むしろ、そこから大切にご自身の歯とインプラントを残していくためのメンテナンスの始まりとなります。
当院では、ずっと長持ちさせて健康でいてもらえるよう、予防のメンテナンスを大切にしています。
当院のインプラント治療用に専用フロアがあり、そこには、専属のコンシェルジュがおりますので、
笑顔で、きめ細かな対応をしておりますのでご安心ください。
いろんな悩みや希望があるかと思います。
いろいろな話を聞いた上で、インプラントという治療法だけにこだわらず、
あなたにとって最適なプランを提案していきます。
当院の予防のメンテナンスに定期的に通ってくださる方には、
10年の無償の保証がありますので、ご安心ください
インプラント義歯
(オペ代、フィクスチャーロケーターアタッチメントを含む)
- ※総義歯の場合、インプラントは2〜6本必要です。
- ※インプラントを入れた場合の義歯作製は、自費となりますので、別途費用がかかります。
インプラントオーバーデンチャー
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- お問い合わせ
- まずは、電話、メールにてお問い合わせください。
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- 精密検査(CT撮影など)
- CT、レントゲンなど必要な検査をさせていただき、
分析して資料を作成していきます。
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- インプラント義歯相談
- 分析した結果や、検査結果にもとづき、要望などをお聞きしたうえで、
最適なプランを含めた各種治療方法などを、詳しく説明していきます。
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- 一次オペ
- 骨内にインプラントのフィクスチャーと呼ばれる根っこの部分を入れていきます。
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- 二次オペ
- インプラントが、骨と結合したあとで、その上に土台を立てます。
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- 義歯作製
- 多くの場合は、現在の状態にあわせて、ぴったりの入れ歯を作成していきます。
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- 入れ歯に、ロケーターアタッチメント装着
- これで、ひとまずは終了で、ご飯をしっかりと食べていただけるようになります。
インプラントオーバーデンチャー
- 治療期間はどのくらいかかりますか?
おおよそですが、下顎で4〜5か月、上顎で7〜8か月の治療期間となります。
- オペ中に痛みはありますでしょうか?
しっかりと麻酔して、痛みのない状態にしてから行いますので、ご安心ください。
- 清掃はどのように行えばよろしいのでしょうか?
入れ歯を外した状態で、歯ブラシなどで、清掃していただけます。
ご自分の歯があるときと比べて、清掃しやすいとはお聞きします。
- 他院で断られた場合でも、出来るのでしょうか?
骨量が少ないといった場合では、骨造成を行うことによって、可能な場合は多いと思います。
しかし心疾患や、糖尿病などの全身疾患がある場合、かかりつけの内科医と相談させていただいた上で、大丈夫とのことであれば可能なことが多いですので、まずはご相談ください。
- 入れ歯の取り外しは大変なのでしょうか?
最初は、取り外しは、強固に固定されますので、大変かもしれませんが、コツをつかんでもらえば、スムーズに取り外しが出来ると思います。
丸洗いができるため、固定式インプラントよりも清潔に保つことができます。
- オールオンフォー・オールオンシックスとの違いはなんですか?
オールオンフォーは義歯の方や多くの歯を失った方に、4本のインプラント体をバランスよく骨に埋入する手術のことです。
6本のインプラント体を埋入する場合は、オールオンシックスと呼びます。従来の治療法に比べて外科手術による身体への負担が軽減されるだけでなく、費用も抑えることが可能です。
しかしながら、オールオンフォー・オールオンシックスは固定式インプラントのため、インプラントオーバーデンチャーと違い取り外しができないため、歯間ブラシやフロスを使って隙間など隅々まできちんと清掃する必要があります。
また通常のインプラント手術よりも負担が大きいこと、担当医のインプラント技法によっても腫れや痛みが大きく左右されます。
大学を卒業後、地元から近い愛知学院大学附属病院の第一補綴に、入りました。
ここは、いわゆる義歯や被せ物を専門とする医局なのですが、ここでぴったり合う義歯の作り方や、きれいで素敵な笑顔になれるような被せ物、今でいう審美歯科などを、恩師より教わりました。その時は、きちんとした義歯を作れば、しっかり噛めるようになり患者さんにも満足して喜んでもらえる、そう信じて、日々自分の技術を上げるために精進してきました。
そして患者さんにも喜んでもらえていた、満足してもらえていたと思っていました。
しかし、それは間違いで、今までの義歯と比べて喜んでくれたわけで、まだまだ、食事中に、外れてしまったり、人と話すときに、外れてしまったりしないかと気にしてしまうとのことだったのです。
どうしても総義歯であれば、粘膜で支えますので、ご自分の歯があったころと比較すると、十分には噛むことは出来ないのです。噛むことによってずれて、傷が出来たりすると、何日も義歯をはめていられないとのことなのです。それでも、その時は、ほかに方法がないと思っていたため、仕方ないとさえ思っていました。
そんな時、インプラント治療に出会い、ある程度インプラント治療を経験したときに、アメリカや、ヨーロッパで評判だったこのロケーターアタッチメントシステムを知ったのです。
その時は、まだ日本で認可が下りていなかったのですが、アメリカから取り寄せて、ある患者さんに話し、了解を得て使用してみたのですが、その時の僕自身の驚きとその患者さんの喜びは、今でもしっかり覚えています。
維持力をいろいろ調整できるのですが、高い維持力の装置にしたときは、患者さんだけでなく、僕が外そうとしても、強固にくっつき、なかなか外れないのです。
そのため、リンゴなどでもがっしりと噛めると言われますし、食事中に、外れたりする心配がまったくないと言われました。
今までの義歯での、苦労は、何だったのだろうかというほどでした。
今では、義歯で苦労されている方には、インプラント治療のことをお話しし、実際にインプラントを入れて、喜んで感謝していただいたときは、本当に良かったなと感じる瞬間です。
今の義歯や治療方法で、満足されている方には、必要のない治療方法ですが、今の義歯で苦労されている方、もしくはもっとしっかり噛めるようになりたいと感じている方には、一度考えて頂く価値のある治療だと思います。
- 院長
- 只腰 哲章
Tetsuaki Tadakoshi
経歴
- H 3年
- 岐阜県立可児高等学校卒業
- H10年
- 昭和大学歯学部卒業
- H10年
- 愛知学院大学附属病院第一補綴勤務
- H14年
- 医療法人紗羅 加古歯科医院勤務
- H18年
- ただこし歯科・矯正歯科 総合クリニック開院
- H22年
- 医療法人CREA 理事長就任
所属学会
セミナー
- 歯周外科セミナー「歯周外科の基礎からGBRまで」
- OSI アストラテックインプラントセミナー
- 3Iインプラントセミナー
- スプラインインプラントセミナー
- 周病専門医が考える実践インプラント治療
- 歯周内科セミナー
- 歯内療法セミナー
- カルシテック インプラントセミナー ベーシックコース
- 予防歯科セミナー
- ホワイトニングセミナー
- レーザーセミナー
- 高周波治療セミナー
- 3MIX−MP法セミナー
- 抜歯即時インプラントセミナー
- エムドゲインセミナー